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2005/12/29

 プロフェッショナル 第二回収録

 「プロフェッショナル 仕事の流儀」
の第二回収録。

 小児心臓外科医の佐野俊二さん。
 VTRを見た時から、今日は
よほどの心構えでのぞまなければと
思っていた。
 何しろ、相手は普段から命のやりとりを
する現場にいる人である。
 いい加減なことで済むはずがない。

 実際にお会いした佐野さんは
とてもやわらかく、数多くの修羅場を
くぐり抜けてきた人とはとても
思えなかった。

 子供の心臓疾患は、早く手術するほど
治癒効果が高いという。
 ところが、それだけ心臓が小さいから、
手術の難易度が高い。
 
 佐野さんは、他の人が尻込みするような
難易度の高い手術にチャレンジする。
 そうでなければ、本当の喜びは
得られないのだと言う。
 
 最後の最後は、心臓外科は、
血管のどこを切ればよいか、
 光って見えるとか、
 あと0.1ミリなどの
感覚の世界になる。
 そんな話を聞いて、
 佐野さんのお仕事は、
人の命を救う芸術なのだとわかった。

 番組のHPが出来ました。
http://www.nhk.or.jp/professional/

 明日から1月3日まで、
休暇に入ります。

 皆様、良いお年を!

 茂木健一郎拝

12月 29, 2005 at 11:35 午後 |

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コメント

私は茂木さんや、養老さんの書籍や講演を聞いたお蔭で、脳や意識、ものの見かたの視点がこれまでとは変わったような、そんな気がします。

茂木さんからは、科学の奥深さはいうまでもなく、脳という臓器の驚異的な能力や特性などの知見を通じ、人間というものはきわめて複雑で、かつ、素晴らしいものであるということを学習させていただきました。

また、日本で特に根強い「みんな同じが最高だ」ということを強要する「同質化圧力」に対する「抵抗」のしかたも学ばせていただきました。

また養老さんからは、ユニークなものの見かたの視点を与えていただいたような気がします。
そして、日本とアメリカは実は同じ「保守的」な方向に進んでいる国であると言う事もお二人の共著「スルメを見てイカがわかるか!」のお蔭で確認できました。

きょうのエントリーで、優れた医師ほど、命を救う難易度の高い技術を、芸術の域に昇華させてゆくのだな、また、そうでなくては幼い子供の心臓は救えないのだな、との思いを強くしました。

心臓手術でなくても何でも、命を救う外科手術は最後の最後には、感覚の世界となり、そこまで達した技量の医師は、エントリーにあるとおり、救命を使命とする芸術家になるのだとおもいます。
きょうから1月3日まで休暇をとられるのですか。年末年始はつつがなく過ごしたいものです。

来年もよろしくお願い致します。
明年も茂木さんに幸福あれ。

それでは、良いお年を!


投稿: 銀鏡反応 | 2005/12/30 19:19:51

朝、早めに目が覚めて、アイロンかけや食器を洗いながら

思い浮かんだことを、書きこもうと楽しみにブログを開きました。

書きたいことは、一杯あったのに…

「 佐野さんのお仕事は、
人の命を救う芸術なのだとわかった。」

という茂木先生の文章に、思わず、涙があふれてきてしまいました。

(朝から、チョット湿っぽくなりますが、少しだけお付き合いください・・・)

おそらく、普通に(と言う表現を、敢えて使いますが)子どもを産んで育てるときには

それほど考えもしないことかもしれませんが

子どもが病気だったり、何か困難な状況を持って生まれたとき

親は、ほんとうに悩み迷いながら、子どもにとっての最良の手立てを求めて生きる決心を、
(無意識的にしても)否応無しにすることになります。

その上、いろいろなことをその都度乗り越えていく強さも必要で

多くの方のいろいろな助けや温かさに支えられて
めげそうになる自分を励ましながら、やってくしかないと思っています。

子どもの命を救うお仕事をしてくださる先生は

親にとっては、神さまのようにありがたいし

きっと、先生もその使命を強くお感じだからこそ
できるお仕事なのだろうと、思いました。

・・・・・・・

困難な状況にあるからこそ

前向きな気持ちで
“どうせやるなら、楽しくいこう!!”という

ある種の開き直りもいいのかもしれませんね…

私も子どものおかげで

今までと違った視点から、物事を見るきっかけをもてたし

たぶん、こんなに自由に自分らしくいることの楽しさに気づけたのかもしれません。

見方を変えると、もしかしたら彼等の存在は

新しい世界観を導く何らかのきっかけになるのかもしれない…
と、朝、想いついたことに、もどってきました。

そのお話は、また今度にします…

「プロフェッショナル」の放送を、楽しみにしております!!


投稿: TOMOはは | 2005/12/30 8:09:55

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