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2005/12/20

D12!!

ブルータスの村岡俊也さん。
 脳と健康について。
 村岡さんは同じブルータス仲間の
橋本麻里さんの
ことはよく知っているという。
 副編集長の鈴木芳雄さんはとてもお元気な
ようだ。
 最近おめにかかっていない。

 浜田マキ子さん。
 美しさについて。
 新潮45の元編集長、亀井龍夫さん、
 DHCの岩崎雄人さんが同席。
 浜田さんは、キレイになるためには
鏡を見ることが大事だ、と言う。 
 鏡は確かに面白い存在である。
 ニューギニアの、鏡を見たことが
ない部族に鏡を見せると、
最初は怖がっていたが、
 やがてほれぼれと見とれた
という記述がある。

 ホテルのエレベーターホールに
鏡を置くと、客が自分の姿を見て
飽きないので、待ち時間を気にしない
という経験則が知られているようだ。

 浜田さんと言えば、スチューワデスを
していた時のお客さんの一言に一念発起して
勉強し、東大に合格したというエピソードが
有名だが、
 これぞ、と決めた時には行動する強い
意志を持たれた方だった。

 いつもやっている脳研究グループの
ミーティングはThe Brain Clubというが、
 年に一回やる
「Christmas Special」
の日。

 みんなが、それぞれ「作品」
や「芸」を持ち寄って披露し、
投票で優勝者を決める。
 今まで三回開催されており、
 過去の優勝者は
 関根崇泰、須藤珠水、関根崇泰
であった。

 今年は商品にiPodが出るので
みな気合いが入っていた(はずである)。

 くじ引きで順番を決め、披露していく。
 私は一番最初になってしまった。

1、茂木健一郎 「恐山」
2,関根崇泰 「アブスリーパー」
3、恩蔵絢子 「お守り」
4、箆伊智充 「Kandelを使った手品」
5、須藤珠水 「サンタクッキー」
6、大久保ふみ 「お姫様だっこ」
7、小俣圭 「Before & After」
8、田谷文彦 「Change Blindness」
9、張キ 「Race Phenomenon」
10、柳川透 「animation」
11、野澤真一 「O Sole Mio」
12、星野英一 「卵」
13、石川哲朗 「R.E.M.」
14、田辺史子 「知られザル」

 結果は、9票を集めた田辺史子の
圧勝。
 猿のぬいぐるみを抱いて、かわいらしく
喋っていた田辺が、突然口がとんがった
「猿の惑星」になって踊り出すという
意外な展開。
 身体を張った演技と、微妙にざらざらと
粗いビデオの画質感などの作り込みが
熱い支持を集めた。

 いつもおなじみ、
 「あさり」で忘年会。
 乾杯した後、
『心が脳を感じる時』(講談社、1999年)

のコピーに赤字を入れる。
 現ブルーバックス編集部の小沢久さんと
つくった本。
 読み返して思ったが、「マッハの原理」
や「相互作用同時性」について、大変ハードな
記述をしており、
 今でも面白い本である。
 筑摩書房の増田健史は、「ぼくは、茂木さん
の本の中で一番好きです」と言ってくれている。

 ややあって、
 ちくま学芸文庫の大山悦子さんが、赤字を
入れたコピーを取りにいらっしゃる。
 ちょうどその直前に終えた。
 学芸文庫に入れてくださるというのは
大変ありがたい。

 家に何やら大きな荷物が届いているので、
何だろうと見てみると、
 冑仏研究家の河村隆夫さんが、
Dom Perignonを送って来てくださったのであった。
 な、なんと、12本入りのダース箱である!
 か、か、かわむらさん、ありがとうございます。

 さすがにやることのスケールが違う。
くらくらといたしました。


12月 20, 2005 at 08:30 午前 |

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コメント

目が覚めたときも、
頭の中を、気になることが渦巻いています。

でも少し、まとまりかけているような気もします・・・

その前に、私のささやかな経験をお話させてください。

20数年前、私が大学生だった頃

おそらく、今の私に大きく影響している出来事と出会いがありました。

どちらが先だったかは、思い出せないのですが

薬学の科目にあった生理解剖の授業で
解剖実習の見学に参加しました。

肉体としては、私と同じなのに

今、私の手は温かくて、そして動いている・・・

……そのことは、私にとって、ほんとうに大きな?と!でした。

その疑問と驚きは、今もずーっと変わらず私の中にあります。


そして、大学のあった地方都市の隣の小さな街に住む
一見、ほんとうに普通に見えるおじいさんに、
先輩に連れられて会いに行きました。

その先生から、渡されたのが
クリシュナ・ムルティの、「自己変革の方法」で

その時も読んだし、今にいたるまで、いろいろな日記や対話集を

折にふれて、心に浮かぶ度に、開いています。

そのなんともいえない、澄んだ空気と
すきとおるような光のさす情景と

穏やかだけれど、ぴんとはりつめた言葉の響きが、ほんとうに心地よく、

あるがまま見つめている自分を感じることができるような気がします…

それは、「わかった!」と思った瞬間に

手の中をすり抜けていく・・・不思議なもののように思えます。

人から見たら、つまらないことかもしれませんが

私にとっては、私の人生を、たぶん大きく変えるほどの?と!だったわけで

Dictionary106の対談の中で、ダライ・ラマとの出会いを坂本さんがおっしゃっていましたが

そんな出会いが、人には訪れるものなんですね・・・・


ずいぶん長くなりましたが

「不確実性が、実はオモシロイ!!」ということに

Aha!!  ってことなのかもしれません……

投稿: TOMOはは | 2005/12/21 7:29:52

茂木さん今晩は。

『心が脳を感じる時』は、私も1度読んでみたいと思っています。

ちくま学芸文庫として再刊されるんですね。
発売が楽しみです。

それともうひとつ、『生きて死ぬ私』も再刊されたら読んでみたいと思います。

きょうはこれで失礼します。

投稿: 銀鏡反応 | 2005/12/20 21:46:17

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