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2005/12/24

クリスマス・パーティー

藤原正彦さんの『国家の品格』は、
藤原さんもついに日本主義者になったかと
思っていたが、読んでみると
面白い。
 数学者らしい論理が貫かれていて、
nationalismとpatriotismの
違いなど、秀逸。
 もっとも、論理の限界を説くのが
藤原さんの趣意である。

 銀座のマキシム・ド・パリで、
ソニーのファウンダー盛田昭夫さんの
ご婦人である盛田良子さん主催の
クリスマスパーティー。
 三枝成彰さん主催の「六本木合唱団」
メンバーが中心。

 出席者は三枝さんの他に、
浅葉克己(アートディレクター)
板井典夫(フードスタイリスト)
岡田達雄(グローバル・スポーツ・アライアンス常任理事)
奥田瑛二(俳優)
小野寺良文(弁護士)
三枝健起(演出家)
島田雅彦(作家)
竹山 聖(建築家)
辰巳琢郎(俳優)
田中良幸(産経新聞編集担当委員)
波頭 亮(経営コンサルタント)
花岡浩司(ダンス指導者)
眞木 準(コピーライター)
横山幸雄(ピアニスト)
わたせせいぞう(イラストレーター)

 私は盛田夫人の隣りで、前が島田雅彦、
斜め向こうに三枝成彰さん、波頭亮さん、
小野寺良文さんというテーブルだった。
 皆座談の名手なので、
大変美しく時間が流れた。
 島田雅彦とは、一週間で3回
会ったことになる。

 盛田良子さんと直接お話したのは
初めてであったが、
 大変楽しい方であった。
暖かいお人柄に感銘。

 さすが六本木合唱団というか、
デザートが終わった頃、
 レストラン内のステージに集結して、
アイリッシュ・ハープの伴奏で
Silent Nightを歌い、
 その後、何やらアカペラでハモって
合唱した。
 これはアメリカ生まれの曲で
男声合唱団はテーマソングのごとく
歌うものらしい。
 私は初見だったが、何とか音を
拾ってうたう。
 
 バーに席を移し歓談を続ける。
 奥田さんや竹山さんの近くになった。

 竹山さんが耐震強度偽装問題を熱弁。
 奥田さんは最近仕上がった監督作品の
話。
 カンヌに持っていくらしい。

 皆の話はまだまだ続くようであったが、
私は仕事が山積のためシンデレラで
失礼した。

 帰ると
 インドやロシアからメールが来ており、
クリスマスシーズンでも皆関係なく
働いていると実感。
 しかしインドはクリスマスは関係ないかも
しれない。

12月 24, 2005 at 09:21 午前 |

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受信: 2005/12/25 5:05:35

コメント

きょう(12月24日)秋葉原でのレクチャーは、わたくしにとって、科学の深いところに触れた思いがして、非常に脳と心の「滋養」になったと思います。

ロジックと異質なものを受け入れる寛容性が、これからの日本社会に是非必要だと痛感しています。

これはいつも思うことなのですが、"変人"を受け入れない、異質な者に寛容でない、「みんな同じでみんないい」ならぬ「みんな同じがみんなよい」社会、国は、遅かれ早かれ、衰え、滅んでゆくのではないかと考えています。

今回の茂木さんの講演でこの自分の考えていることに確信がもてたと思いました。

それにしてもアインシュタインといい、ニュートンといい、クリックといい、科学の世界で光を放った"変人”たちの、なんと、人間としての魅力に溢れていることか!(茂木さんも含めてです。もちろん)

きょうは本当に有難う御座いました。

※藤原正彦さんの「国家の品格」、わたくしも本屋で立ち読みでもよいから読んでみようと思います。

投稿: 銀鏡反応 | 2005/12/24 18:00:45

たしかに、日本人にとってのクリスマスは

みんなで集まったり、家族だったり、恋人同士だったり

いつもと違うご馳走を囲んで、ワイワイ楽しくすごしたり、しっとりとすごしたり…

ということが目的のイベントみたいな部分が大きいのかもしれませんね…

教会に行って、お祈りをささげる方たちも、もちろんいらっしゃるとは思いますが。

人間の思いや行いは、

ほんとうにさまざまで、ほんとうに不思議に満ちた、びっくり箱のようですね…

With  all good   wishes  for Christmas and the New Year !

投稿: TOMOはは | 2005/12/24 11:26:25

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