脳の中の人生 「夢の中のもう一つの時間」
ヨミウリ・ウィークリー
2006年1月8・15日号
(2005年12月26日発売)
茂木健一郎 脳の中の人生 第84回
「夢の中のもう一つの時間」
一部引用
映画を見せて、その中の要素が夢にどれくらい現れるかを調べた研究がある。当然のことのようだが、映画を見た直後の眠りにそれを反映した要素が出現する確率が最も高く、その後、次第に減少していく。ところが、3、4日目頃から、一週間後くらいにかけて、再び夢の中に映画の要素が出現する確率が上がっていく。
なぜ、いったんは夢から消えかかった体験が、再び復活してくるのだろうか?昼間体験した記憶を脳が整理する際に、その副産物として夢が生み出されるというのが、現在のところの有力な仮説である。記憶の整理の過程で、何らかの必要性があって、しばらく前の出来事が再び夢の中に登場しやすくなるのだろう。
全文は「ヨミウリ・ウィークリー」で。
12月 28, 2005 at 08:03 午前 | Permalink
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» 映画のこと トラックバック 嘔吐
なんだかここ数日、考え込むことが多くて、ちょっと気分転換。
仕事はもう年明けでいいや、と捨ててます。
なんかこうアタマ(=脳)が乾いたとき、ついつい読んでしまう「茂木健一郎 クオリア日記」。きょうは、最近シネマガールさんとコメント応酬で話していた、映画のことについて書いてあった。
ヨミウリ・ウィークリーの連載だそうなので、全文読めないのが残念。2006年1月8・15日号(2005年12月26日発売)に載ってます。
それでは一部引用の中から一部抜粋。
「映画を見せて、その... [続きを読む]
受信: 2005/12/29 7:01:05
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コメント
もう一度、おはようございます。
先ほど、しつこいほど長ーいコメントをしてしまい
トップページに戻りましたら
茂木先生の今朝のコメントが出ていました。
もしかしたら、今同じ時間、先生もPCの前にいらしたかと思うと
ほんとうにドキドキします!!
さて、脳の中で記憶の整理をする過程に夢が関与しているというのは
なるほど!ですね。
私の場合、最近子どもと一緒に爆睡してしまい
夢を覚えていないことがほとんどです。
ただ、朝起きたときに、あれこれ考え中のことや
例えば、ディタッチメントって何じゃ…みたいなことが
ポッカリ浮かんできたりするということはあります。
“夢”という窓からのぞいてみても
脳は、ほんとうにオモシロイですね!!
投稿: TOMOはは | 2005/12/28 8:23:51