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2005/11/19

帰国

SfNも終わり、朝ホテルを出て
空港に向かう。

 ワシントン郊外は森が深く、その中に点々と
邸宅が見える。
 あのような森の中に生活するのは、
どんな気分なのだろう。

 以前、シカゴ郊外のレイク・フォーレスト
に行った時、それぞれの家の庭に
樹齢何百年というような樫の大木がある
エリアがあって、ああこんなところに住みたい
と思った。

 子どもの頃からのファンタジーの一つは、
家の敷地内に大木と小川があるという
ことだけれども、
 そのような生活は今の超過密スケジュールを
続けている限り無理そうだ。
 どこかで気を見て、どーんとオフの
時間を作るようにしなければならないのだろう。

 空港の本屋でHumorのセクションをあさる。
 友達とギャグ漫画を描いて見せ合っていた
小学校の頃から、笑いは私の背骨の一つ
である。
 「三杯マティーニを飲んだ後でないと医者に
聞けないたくさんの質問」というふれこみの
 に心を惹かれたが、
 飛行機の中でワインを飲みながらこの本を
読んでくすくす笑っているといかにも
怪しいので、
 それはやめて、「おお、これは!」と思った
The Tipping Pointを買うことにした。

 社会的な流行現象は、さいしょは小さな規模の
動きから一気に火がついていく。
 ほとんど忘れられた存在だったHush Poppiesが、
East New Yorkの何人かのティーンエージャーが
はき始めたことから一気にリバイバルする例を
挙げながら、ウィルスの感染のごときepidemic
のメカニズムを探る。
 
 最初の10頁くらいを読んだが、面白そうだ。

 例によって、全日空寄席を聞きながら、
いつの間にか眠って、またぱっと起きる。
 「タイヘイトリオ」を合わせて5回は
聞いたが、すっかり好きになってしまった。
 神田紅の解説も良い。

 以前、日航寄席を高田文夫が解説して
いた時にも随分関心させられたが、
 神田紅の解説も、その領域に近づいて
いるのではないか。

 成田エクスプレスの中から、もう目の前の
仕事に追われる。

 小川と樫の大木は、今の私の生活に対して
どのような方角に、どれくらい離れてあるのだろう。

11月 19, 2005 at 04:44 午前 |

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コメント

西の方角、
新幹線とJRを乗り継いで2時間弱の距離に
それはあるのです。

静岡県島田市大代の
「御林守河村家」で、
お待ちしています。

投稿: 河村隆夫 | 2005/11/19 16:11:26

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