基準
今週は、あまりにもたくさんの
仕事がありすぎて、ずっとテンパっている
状態だった(である)が、
その中でも、「魂の仕事」ははっきりと
つながっている。
これだけは心を込めて、ということに
向き合っている時は、心身共に気持ちが良い。
移動しながら、
講談社文芸文庫 小林秀雄対話集
を読んだ。
もちろん、全集で持っているのだが、
こうやって文庫で持ち運べるとまたうれしい。
坂口安吾と、三島由紀夫を読んだが、
本当の対話というのは、自分を脅かし、
揺らすものでなければならないのだなと
思った。
仕事もまたそうである。本当に大切な
仕事は、自分をほどき、変えていくもので
なければならない。
自分自身が偶有性(なかば規則的で、
なかばランダムであること)のかたまり
であると自覚できるようなことで
なければ、詰まらない。
仕事をしぼっていくとしたら、
それ以外に基準はないだろう。
思春期の恋愛のことを考えても、
自分が揺り動かされ、変わっていくことが
一番大切だということは納得できるはずだ。
多くの方から誕生日のメッセージをいただきました。
ありがとうございました。
10月 21, 2005 at 06:23 午前 | Permalink
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