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2005/09/28

「平安の歌人」と沖縄の海

ヨミウリ・ウィークリー
2005年10月9日号
(2005年9月26日発売)
茂木健一郎  脳の中の人生 第71回

「平安の歌人」と沖縄の海

一部引用

 遊びによって感情が活性化させられるのは、それが「予想できること」と「予想できないこと」のちょうど中間にあるからである。半ば規則的で、半ばランダムにものごとが起こること(「偶有性」)こそが、脳にとって遊びが持つ意味の本質なのである。
 人間の脳は、偶有性を持つ出来事に一番興味を持つ。完全に規則的で予想できることはつまらない。一方、何の秩序もないランダムなできごとに何時までも付き合っていても仕方がない。ちょうど良い具合に予想できることと予想できないことが混ざり合っている状態が、一番脳を刺激し、感情をかき立てるのである。
 面白い遊びは、必ず偶有性を持っている。海で魚肉ソーセージをちぎると魚が寄ってくるというのは予想ができることである。一方、手づかみしようとして果たして捕まえられるかどうかは予想ができないことである。うまくそれらの要素が混ざり合っていたからこそ、海で魚を追いかけることはとても楽しく、私の脳にとっての刺激になったのである。
 
全文は「ヨミウリ・ウィークリー」で。

http://info.yomiuri.co.jp/mag/yw/

9月 28, 2005 at 09:12 午前 |

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コメント

遊ぶこと――それは、脳にとっても肉体にとっても楽しい、うれしいこと。

それがなくては、人として生まれてきた甲斐がないと思う。

「遊びをせんとや生まれけん」

それは仏典(法華経)にいう「衆生所遊楽」という言葉と奥底で通じている。

つまり我々は、この世に遊びに行く為に生まれてきた、ということなのでありましょう。

人生における様々な苦労も、実は「遊び」を楽しくする為の要素なのかもしれませんね。

投稿: 銀鏡反応 | 2005/09/30 0:11:50

こちらにもありますよ。
産経新聞web版
【私の修業時代】茂木健一郎さん 恋で心の不思議さを知った
http://www.sankei.co.jp/news/050926/boo005.htm

投稿: | 2005/09/29 21:15:22

こんばんは。先日はいわきでのワークショップ、有難うございました。私は二日目の途中で失礼してしまいましたが、茂木先生とお会いする事が出来、大変感動致しました。早速、「脳」整理法を読ませて頂いてます。私には少々難しく、この本の真意を理解出来るか不安ですが。ゆっくりと読み進めていきたいと思います。

投稿: | 2005/09/28 19:35:42

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