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2005/09/05

ひら映像?

夕刻、NHKに「プロフェッショナル」の
打ち合わせに行く。
 
 有吉伸人さん、小池耕自さん、河瀬大作さん
住吉美紀さんが同席。

 有吉さんたちが、徹夜明けのような雰囲気を
漂わせながら、編集したビデオを見せて
下さった。

 ノンリニア編集室は、6人くらいが
やっと座れるくらいの大きさ。
 ここに籠もって作業をしていると、
おそらく時間の経過が判らなくなって
いくのだろう。
 私にも覚えがある。

 ナレーションの声が、どうも後ろから
聞こえるのでおかしいな、と思って
振り返ると、河瀬さんが生であてていた。
 ぴたりと収まるから、不思議である。 

 一通り見た後、場所を移して議論。
 私は、映像を見て気付いたことを
発言したが、住吉さんの「プロの眼」
はそれより上を行っていた。

 私は、すでに編集された映像を
前提にあれこれ言うことしかできないのに
対して、住吉さんは、「あそこは
このように編集した方が良いのではないか」
「あの導入だと、すでに○○さんを知っている
人には判っても、それ以外の人には
伝わらないのではないか」など、
マテリアル自体をメタな視点から
編集しなおす意見を言っていた。

 なるほどと、感心しながら聞いていると、
いつの間にか、「ひら映像」という
言葉が飛び交っている。
 「ひら映像」って何だ?
 特別にドラマティックでもなく、
映像界の社長でも部長でもなく、「ひら」
の映像を「ひら」映像というのだろうか・・・

 「あの、「ひら映像」って何でしょうか?」
とおずおずと聞くと、実は
 「filler 映像」という言葉だった。
 「間を埋める」映像というという
意味らしいのである。

 映像界の「ひら社員」ではなかったのだ。

 帰宅する頃から雨が激しくなり、
雷も鳴る。
 うとうとしていると、近くに
物凄い雷が落ちて目が覚めた。
 時計を見ると、小さな時間である。

 外から、ひそひそ声がする。 
 きっとあの人たちも雷を聞いたのだろう。
 普段接する雷は「ひら雷」だが、
さっきのはどうも部長雷くらいらしかった。

 何回か、課長雷や係長雷の音を聞くうちに、
いつの間にかまた眠りについていた。

9月 5, 2005 at 06:04 午前 |

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コメント

「ひら」映像と聞いて、「社長」映像や「部長」映像があるのか?という勘違いのエピソードは面白いですね。
そういえばきのう、東京を襲った集中豪雨は凄かったです。私も「ドーン!!」という凄まじい
カミナリの音を聞いて、な、何だ!?と仰天しました。きっとあれは「社長級」のカミナリだったのに相違ありません。
凄まじいカミナリを聞いて感じた驚愕と恐怖と威圧も、クオリアの一種なのでしょうか。

投稿: 銀鏡反応 | 2005/09/05 20:50:36

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