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2005/09/09

ゲイサイ前、嵐の静けさ

新潮社へ。
 北本壮さん、金寿煥さんに、
記憶と感情に関する標準的な
内容を「レクチャー」する。
 
 「ど忘れ」の効用を説いていたら、
 「考える人」に新しく連載する、
と書いている人がいたんだけれども、
誰だか忘れてしまった、
 と私自身がど忘れしてしまった。

 北本さんが編集長の松家仁之さんに
聞きにいってくださった。
 椎名誠さんだった。
 毎週欠かさず読んでいる週刊文春の
エッセイで椎名さんが書いていたのだ。

 思い出せない段階で、「ほら、あの人」
とFeeling of Knowingが成立するメカニズムは、
本当に不思議である。

 東京芸術大学へ。
 石井琢郎さん、
今野健太さん、小俣英彦さんと打ち合わせ。
 10月7日から上野の森美術館で始まる
三人の作品展

UPRISE ー彫刻における現代への視座ー 展
http://db.museum.or.jp/im/Search/jsMuseumEventDetail_jp.jsp?event_no=23134

に短い文章を寄せるのである。

 完成した三人の作品をじっくり見る。
 石井さんの発案で、「身体」を一つの
モティーフにしている。
 フォーカスが合って、うん、書けそうだと
思う。

芸大、木彫室にて。手前から小俣くん、石井くん、今野くん


 雑誌TOKION
の西村大助さんと、南有紀さんもちょうど打ち合わせ
で来ていて、一緒に石井さんたちの作品を
見る。
 
 明日から「ゲイサイ」(藝祭)
なので、芸大キャンパスは
 あっちこっちがトッカンキンコン音がする。
 彫刻科の前には、等身大? の朝青龍の
彫像があった。

 美術解剖学教室に久しぶりに行く。
植田工の「教育係」の
荻野友奈さん(ゆうなちゃん)が油絵を
描いている。
 日野原重明先生の挿絵を担当することに
なったのだという。

制作中の絵を持つ荻野友奈さん(美術解剖学教室にて)

日野原先生が、展覧会にふらりといらしたことがきっかけだというのだ。
人生、セレンディピティ!

 近くに、妙なオブジェが置いてある。
聞くと、植田工が作って、ゲイサイで
売るのだという。
 小俣さんが手にとって、うーむと
絶句している。

 植田はまた一つ、人を絶句させる
作品を作った。
 みなさん、ゲイサイで植田の作品を
買ってください!

植田工の作品。題は、本人に聞いてください。

 クラブ・キングの佐藤剛毅さんが
録音機材を持ってやってくる。
 美術解剖学教室で、
コメディについて40分ほど喋った。

 「笑いで世界の真実を知る」
ここのところ、桑原茂一さんが追求
しているテーマである。

 開けて今日、窓から入ってくる風が
はっきりと涼しく感じられた。
 あっちこっち揺すられながら
生きている中でも、季節は確実に
変わって行く。

 揺れるすすきの穂に包まれながら
月見がしたい!
 と突然猛烈に思った。

 今日は
 すすきのことを想って歩くことにしよう。

9月 9, 2005 at 09:53 午前 |

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» 東京藝術大学「藝祭」開催中 トラックバック 東京生活日和
上野公園には多くの美術館・博物館があり、それぞれ特別展が開催されていて朝からたくさんの人で賑わっています。そんななか東京藝術大学では今日から「藝祭」が行われます。オープニングを飾ったのは8体の神輿パレード。学生さんがひと夏かけて製作した巨大神輿は迫力満点!さすが藝大生といった感じです。先頭はサンバのリズムに乗って行進していきますが、後方では「ワッショイ!ワッショイ!」の掛け声に水も掛け合ってなんでもありのお祭りムード。噴水池前に到着するとなぜか綱引き大会が始まりました。パレードはこのあと上野公園を一... [続きを読む]

受信: 2005/09/09 15:17:30

コメント

少し、ネットで芸大の学生さんの作品を検索させて頂きました。蓮沼さん、杉原さん、植田さんのメモリートオセンボ展の作品でしたか。私は「箱に住む舟」という作品が面白かったです。幻想的で、妙に癒される雰囲気がありますよね。きっと、直接見ると木皮の匂いのようなものがもっと伝わってきて、異次元にいるような気分になれるのかもしれませんね。
 また、植田さんのテーマにあった「作用と反作用」という意味には、哲学的な考察が含まれているのでしょうか。
 でも、若い才能って、見ていて楽しいし、夢があっていいですね。是非、自分の道を見失わないで、大きく羽ばたいて欲しいと思いました。

投稿: | 2005/09/10 1:22:26

すすき、すすき、枯れすすき。
はかない、さみしい、すぎてしまった、もう戻らぬ、ひっそり、ひとり、影、かすか……

投稿: | 2005/09/09 11:11:41

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