« アンカー | トップページ | 萩尾望都「科学者とお茶を」 茂木健一郎 »

2005/08/02

偶有性を生きる

 東京工業大学 知能システム科学専攻の
大学院の入試口頭試問。

 すずかけ台キャンパスに朝早く
から詰めかけ、
 さまざまな受験生の
方々を面接した。

 人生の機微は、偶有性(ああなったかも
しれないことが、こうなったこと)が露わに
なる時に一番感じられるのではないか。

 だからこそ、人は入学試験のようなことを
あくまでもフォーマルにやろうとするのであろう。

 気付いてみると、やることが
あまりに多すぎて、完全に時間破産。 
 しかし、夏だということもあって、
あまりがしゃがしゃという風にも
身体もアタマも動かない。

 できないことはできないんだから、
と割り切って、
 とにかくひたすら地道に仕事を
こなしていく。

 偶有性の中を生きる、という
ことが一番生きがいのあることだ
ということを近頃ますます実感する。
 一つの文脈の中に適合して
それで満足していると、
 化石のような存在になってしまう。

 何歳になったから、もういい、
ということではなくて、
 人生は、何歳になっても化石に
なるにはもったいないのではないかと
思う。

The Qualia Journal
How science makes the feeling deeper for Penguins

8月 2, 2005 at 06:14 午前 |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 偶有性を生きる:

コメント

コメントを書く