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2005/08/20

無題

相変わらず空白のことを考えている。

何時もは移動中も何かやって
いるけれども、
山手線に乗って研究所に
向かうとき、
ドアの横に立って
珍しくぼんやり外を眺めた。

外は暑いが、クーラーの利いた
車内は涼しく、
まるで自分が上京して
観光している人のように
思えた。

山の手線のゆったりとした
カーブに身を委ねている時、
ふと、「今、この瞬間が
オレの夏休みだ!」と思った。

夢とか希望というのは、空白に
対する一つの認識なのだろうと
思う。
これから一ヶ月、一切何の
予定もない、
というようなことがあったらどんなにか
良いだろう。

きっと、それは、沖縄に行って、
ビーチに行き、次第に時計や
シャツといった文明の印を脱いで
いってしまう感じに似ている。

8月 20, 2005 at 07:18 午前 |

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コメント

空白、それは明日への夢と希望、
前へ向かって生きる為のロケットエンジン。
空白、それは大きければ大きいほど、
精神的に豊かな証し。
人生の余裕。

空白のない人間は余裕も希望もへったくれもない、虚しい存在です。

私も夏休みは一日しかとれませんでした。
空白は生命に活力をもたらす。
始終疲れているいまどきの人間には精神の空白こそ最も必要なのかもしれません。
きょうのコメントはなんだか詩のようになってしまいました。

投稿: 銀鏡反応 | 2005/08/20 19:57:14

空白にも大きさがあるのでしょうね。十年物の空白とか。空白をかかえている人は、目とか態度、話してみれば、雰囲気でわかります。まったく空白の無い人もいます。こういう空白ゼロ女は目から鼻というか、耳から口へというか、ものごとが通り過ぎてしまうだけで何のおもしろみも無い。空白をかかえつづけること、それもできるだけ大きな空白を精神にかかえつづけるということが少なくなっているような気がします。空白から生まれる渇望、それが人生のエンジンではないでしょうか。

投稿: イガラシシゲル | 2005/08/20 9:40:10

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