« Introduction to psychology. Lecture 9 | トップページ | 東京芸術大学 美術解剖学 本日休講 »

2005/06/30

アタマの筋トレ

 PHP総合研究所の秋山憲雄さんと
お会いする。
 リーガロイヤルホテル。
 この時期の大隈庭園はしっとりと。

 早稲田の授業は、後半インタラクティヴ
にした。
 教室の後ろの方に座っている人たちが、
どれくらい理解しているか、
 それをチェックしたかったのである。

 TAの田中さんにお願いして、マイクを
回す。
 みんな、最初はとまどうが、それなりに
英語を話す。

 先週、aha! championになった政経学部の
Yu Taniguchi君のとなりを見たら、
意外な人が座っていた。
 朝日カルチャーセンターによくきていた、
中島穰くんである。

 なんで彼がここにいる?
 そもそも、中国に行ったのではなかったのか。
 何でだ?
 と?が渦巻いた。
 
 あとで聞いたら、彼らはICU高校の同級生
なのだそうである。
 そう言われて見れば、何か通じるものがある。 
 世の中恐るべし。時にはベイズ推計も役に
立つか。

 授業が終わった後、質問が沢山きて、
次のアポイントメントに遅れそうになった。
 やむなく、タクシーで渋谷のNHKに
移動。
 NTT出版の牧野彰久さんも
途中まで同行。

 NHKラジオ第一「ラジオ夕刊」の収録。
二十分あまり「脳と創造性」について話した。
 放送は、7月1日(金)の午後6時〜7時の
間の時間帯の予定。

http://www.nhk.or.jp/radiodir/shou/yukan/yu.html 

 7月9日放送予定だった「世界一受けたい授業」
は、7月16日に変更になったとの連絡。

 次のアポイントメントまで時間が
あったので、しばらく公園で仕事をした後、
歩きながら考えた。

 考えている時間が一番楽しい。
ぶつぶつ言いながら、東京タワーの下のエリアを
一時間ほど歩く。
 しばらく考えて、初めて明らかになって
くることもある。
 考える筋肉。
 筋トレは欠かせない。

 愛宕グリーンヒルズで、ソニーのQUALIAビジネス・
センターの青木崇さん、加藤文さん、
経営コンサルタントの波頭亮さんと会食。

 波頭さんは、マッキンゼーの最後のジェネラル・
コンサルタントだったわけだけれども、
 びしっと断言するその言葉が心地よい。

 科学的には断言するのを逡巡する場面でも、
断言することで何かが動いていく。

 考える筋肉。
 断言する筋肉。
 いろいろな筋肉がある。
 筋トレというのは、別に身体だけのことではない。

 保坂和志の『小説の自由』(新潮社)が
送られてきた。

6月 30, 2005 at 07:15 午前 |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: アタマの筋トレ:

コメント

小林秀雄の考えるヒントを読み返していたら、こんな一節に出会いました。
「一輪の花の美しさをよくよく感じる事は難しい事だ。仮にそれは優しい事だとしても、人間の美しさ、立派さを感じる事は、優しい事ではありますまい。又、知識がどんなにあっても、優しい感情を持っていない人は、立派な人間だとは言われまい。そして、優しい感情を持つとは、物事をよく感ずる心を持っている人ではありませんか。神経質で、物事にすぐ感じても、いらいらしている人がある。そんな人は、優しい心を持っていない場合が多いものです。
そんな人は、美しい物の姿を正しく感じる心を持った人ではない。ただ、びくびくしているだけなのです。ですから、感ずるということも学ばなければならないものなのです。そして、立派な芸術というものは、正しく、豊かに感ずる事を、人々に何時も教えているものなのです」
以前、読んだはずなのに、改めて読んでみると反省させられる部分が、小林秀雄には多くあるし、多くの人に知ってほしい文章ですよね。

投稿: | 2005/06/30 13:21:54

コメントを書く