« (予告)東京芸術大学 美術解剖学 | トップページ | Introduction to psychology. Lecture 8 »

2005/06/22

ゴクアク人ぽん

 土井利忠さんと、30分懇談。
 最近の脳科学、認知科学の問題や、
イギリスでペンローズに会って来た
ことについて。

 6月24日からカリフォルニア工科大学
であるASSC9では、私たちのグループから
7件の発表があるけれども、
 その内容チェック。
 ゆっくりと話を聞きながら、
内容を理解し、可能ならば
新しいアイデアを得ようとする。

 柳川透は、とても優秀なのだけども、
自分の研究が何を言っているのか、
 そのことをクリアかつクールに
stateするということをなかなかやらない。
 研究所の近くのチェゴヤで昼食を
食べながら、「教育的指導」。
 柳川くん、一緒にがんばりましょう。

 ewomanの佐々木かをりさんと対談。
 ソニー広報同席。
 素敵な時間。
 win-win対談として掲載される予定。
 
 夜、代官山のSuperstarsでの
打ちあげに参加。
 写真集が出来たので、そのお祝いである。

http://www.superstars.jp
Text by Ken Mogi
Sound by Keiichiro Shibuya
Photography by Hirohisa Nakano

 Superstarsのwebから、購入できるようです。

 佐藤民生さんが、もののけ姫を歌った。
 渋谷慶一郎がゴクアク人であることが
判明。
 池上高志や、郡司ペギオ幸夫らとの
 悪友サークルに加盟を批准する。

 ここのところの出来事をふり返りながら、
つらつら考える。
 プリンシプルとしては、ポジティヴな
ことに身を捧げる明るい人でいたい。
 しかし、人間には必ずダークサイドがある。
 それは、ふにょふにょとまとめて
ぽんと出してしまうのがいいのではないか。

 ケラケラ笑う、というのは一つの処方箋である。
 悪意というものは、自分の中に
ため込むと、毒になってまわる。
 どうも毒っぽい人は苦手だ。
 明るい人は、
悪意を、小さなキャラクターにまとめて、
ぽんと自分から押し出してしまえるような気がする。

 だから良質の笑いというのは時に毒を
含むのか。
 あれは、身体の中からサヨナラして出てきた
ダークサイドの名残だったのだ。

 ゴクアク人は、毒がぽんと外に転がり出す
ことで、
 良質のゴクアク人たり得る。

6月 22, 2005 at 07:47 午前 |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ゴクアク人ぽん:

» 俺なら出来るという錯覚はあった方がいい トラックバック ザ ジャッジメント デイ
遠くに行く場合には、いろいろと下準備がいる。 ツール作ったり、基礎部分を洗練させ [続きを読む]

受信: 2005/06/24 13:39:21

» 俺なら出来るという錯覚はあった方がいい トラックバック ザ ジャッジメント デイ
遠くに行く場合には、いろいろと下準備がいる。 ツール作ったり、基礎部分を洗練させ [続きを読む]

受信: 2005/06/24 15:17:05

» 俺なら出来るという錯覚はあった方がいい トラックバック ザ ジャッジメント デイ
遠くに行く場合には、いろいろと下準備がいる。 ツール作ったり、基礎部分を洗練させ [続きを読む]

受信: 2005/06/24 15:21:42

コメント

この記事へのコメントは終了しました。