« 東京大学講義 心脳問題 | トップページ | 具体的かつ空白であり »

2005/06/23

(本日)東京芸術大学 美術解剖学

東京芸術大学 美術解剖学授業 
渡辺真也(「もう一つの万博 - ネーション・ステートの彼方へ」キュレーター)

http://spikyart.org/anotherexpo/index.htm

2005年6月23日(木)
午後3時35分〜午後5時
東京芸術大学 上野校地 美術学部 中央棟
第3講義室(2F)

「国民国家から見るクオリアとアート」

ヨーロッパが生んだ近代は、植民地主義と世界大戦を生み出したが、そこには国民国
家の成立という大きな契機があった。そこにおける芸術は、果たしてどんな役割を果
たしたのだろうか?

バッハとプロテスタンティズムの関係から資本主義の発生を、ベートーベンとナポレ
オン戦争から国民国家の成立、さらには2つの世界大戦からヨーロッパの東西分裂、
その後のユーゴ解体に至る民族紛争等において、芸術が果たした役割について述べ
る。

ニューリージョナリズムやEU憲法批准問題、さらには憲法第九条改正や「帝国」の問
題が叫ばれる今、芸術はラディカルであり続けることはできるのか?国民国家におけ
る内外問題、他者論に迫る。

http://www.geidai.ac.jp/campus/ueno_campus.html

(美術解剖学の履修生でない方もどうぞご参加
ください)

お問い合わせは、茂木健一郎
kenmogi@qualia-manifesto.comまで。

6月 23, 2005 at 09:47 午前 |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: (本日)東京芸術大学 美術解剖学:

コメント

この記事へのコメントは終了しました。