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2005/06/05

「青色」「赤色」どちらが強い?

ヨミウリ・ウィークリー
2005年6月19日号
(2005年6月6日発売)
茂木健一郎  脳の中の人生 第56回

青色」「赤色」どちらが強い?

一部引用

 アテネ・オリンピックでは、ボクシング、テンコンドー、レスリングのグレコローマンスタイル、フリースタイルの4種目において、競技者はランダムに赤または青のユニフォームを着て対戦した。これらの対戦結果を解析した結果、赤のユニフォームを着た選手が、青のユニフォームを着けた選手に比べて勝率が統計的に見て有意に高かったのである。
 もし、ユニフォームの色が競技に何の影響も及ぼさないのならば、それが赤でも青でも勝率は同じはずである。赤の方が勝率が有意に高かったということは、色が選手の競技に実際に何らかの変化をもたらしたことが示唆される。
 この結果は、科学的に見てどのように解釈できるだろうか?
 色は、生物の個体の間のコミュニケーションにおいて、重要なシグナルになっている。様々な生物において、赤は、オスの相手に対する優位性を示す色であり、男性ホルモンの一種であるテストステロンのレベルの高さも表すことが知られている。
 人間においては、怒りは血流を増し、皮膚を赤くする。その一方で、恐怖を感じると、逆に皮膚の色は青くなる。このため、「赤」は、対決的な状況において、相手に対する優位を表すシグナルになっている可能性があるのである。
 
全文は「ヨミウリ・ウィークリー」で。

http://info.yomiuri.co.jp/mag/yw/

6月 5, 2005 at 09:55 午前 |

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コメント

幼児時代の自分の後姿の記憶については、養老孟司さんも書いてらっしゃったと思います。ただ、聴覚による思い込みのせいにされていたような気がします。

猫は自分の顔がどんなものか知っているような行動を取ることがあります。しかし彼らは鏡を見るのが嫌い。

最近テレビのチャンネルをあれこれ変えていると、外国のある街で夜の照明を青に統一したら犯罪が激減したとか言っていました。

青は後退して赤は飛び出て見えるから?交通事故に合い易いのは青い車だそうです。
圧迫感を持つ赤。

>日常に何度もあって確信した結構つらい事実を話すと、徹底的に否定する人がいます。…

これは本文から少々外れたことを書いてしまいました。すみません。私が人と話す内容は主に普通の感覚によることであり、特殊な感覚については相手を選ぶし稀に話す時は確信したような言い方はしないようにしてます。
決めつけ型の人が言うことは観察の結果ではなく願望。
現実はそれを見てもない人の願望通りには行かない。だから説明を進めると言い分の矛盾で辛くなるんです。そんな調子で子供の感覚をねじまげないでほしい。多分大丈夫だとは思うけど。

投稿: K7 | 2005/06/07 0:18:27

私は「赤を主体的に着る事」と、「赤を客観的に見る事」で二重の相乗効果があるのではないかという気がします。
例えば、サッカーの国際試合で、韓国と戦う時に、スタンド一面が赤で埋め尽くされるでしょう。あれを見ていると、日本の青が優しく見えてしまうというか、インパクトで負けているというのか、気圧される感じになります。
 また、選手にも、一方に「俺達は赤を着て戦っている」という燃えるような高揚感があって、一方には「相手チームの赤が燃えている感じがする」というイメージがあるとすれば、赤の勝率が高いという統計も、私は頷ける感じがします。
 でも、日の丸の丸は赤いのに、日本のユニフォームは、青いんですよね。
 

投稿: 水瓶座 | 2005/06/06 11:32:16

青のキャッチャーミットは、ピッチャーのコントロールを向上させます。TVで見ました。
精神的なものだと思うのですが、冷静にさせる効果があるのかもしれません。
赤の方ではなく、青の方の効果なのではないのでしょうか?
変に興奮した選手を、青を見て冷静に対処できたから?
肩透かし?

投稿: バターロール | 2005/06/06 9:06:40

音は耳以外、全身でいくらか感じ取ることができます。
色はどうなんでしょう。

私は掌が結構敏感なようです。
ずいぶん昔のことですが、目を閉じて部屋の中のあちこちに掌を向けてみたことがあります。そしたら一箇所だけ何度やっても熱のようなものを感じるところがありました。目を開けるとそこだけ赤い色。郵便局から貰ったポスト型貯金箱でした。

それ以後そういうことはやってませんので、今もそういう結果が出るかどうか不明です。

投稿: K7 | 2005/06/06 0:44:59

音は耳以外、全身でいくらか感じ取ることができます。
色はどうなんでしょう。

私は掌が結構敏感なようです。
ずいぶん昔のことですが、目を閉じて部屋の中のあちこちに掌を向けてみたことがあります。そしたら一箇所だけ何度やっても熱のようなものを感じるところがありました。目を開けるとそこだけ赤い色。郵便局から貰ったポスト型貯金箱でした。

それ以後そういうことはやってませんので、今もそういう結果が出るかどうか不明です。

投稿: K7 | 2005/06/06 0:42:54

役者も女性もお化粧で気持ちが切り替わります。
自分には見えていないのに自分の見た目に影響されます。

自分の幼児時代はなぜか自分の後ろ姿で記憶しています。意識が外にあってそれを見ていたかのように。

自分の姿が見えるほどではないけれど、意識がからだを抜け出した経験のある人は音楽をやっている人に意外と多いようです。ただ、警戒心からあまり人には話さないようですが。


もしかしたら、理屈を知る前の生き物は自分の姿が視覚を通さずに外から見えるのかもしれない。
そして、幾分それが人間に残っているのかも知れないなと思います。

理屈を知るとそれに合わせて見え方を調整するのです。だから子供の頃に見えていたもので理屈に合わないものやおとなに否定されたものは見えなくなってしまいます。

日常に何度もあって確信した結構つらい事実を話すと、徹底的に否定する人がいます。気のせいにされ、言いふるされたきれいごとに化けさせられます。そこまで自分の感覚が否定されると病気になりそう。心配なのは嘘をついてまで自分を正当化するその人が、小さい子供の母親だということ。

投稿: K7 | 2005/06/06 0:29:15

全文読まずに、素朴な疑問で恐縮なんですが。
試合の最中は、自分の色よりも、相手の色を見ることのほうが多い気がします。どうなんでしょうか。

投稿: ヒロ | 2005/06/05 23:04:47

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