友あり。とてもいいもの。
聖心の授業も、
香粧品学会の講演も、
芸大の授業も、
ぜ〜んぶ楽しかった。
しかし、何だか夜にはヒロウコンパイ
してしまった。
それで、ふと思いついて神戸の郡司ペギオ
幸夫に久しぶりに電話した。
コール1 神戸大学
(学生)「はい」
(茂木)「もしもし、あの、郡司さんいらっしゃいますか?」
(学生)「郡司さんは、今日はもう帰られました」
(茂木)「どれくらい前に帰られましたか?」
(学生)「ちょっと待ってください・・・・・・・1時間くらい前です」
(茂木)「そうですか」
(学生)「それでは・・・」
(茂木)「ありがとうございました」
コール2 郡司自宅
(茂木、声色を変えて)「もしもし。郡司さん? オレだけど」
(郡司)「はい・・・どなたでしょうか?」
(茂木、普通の声で)「おれだよ、おれ」
(郡司)「なんだよ、おまえかあ、びっくりしたよ。○○かと思った」
(茂木)「最近、どうなんだよ。」
(郡司)「エストニアから○○っていうのが来ていて、昨日帰ったところ。なんだかしらねえけど、自分一人で生物システム論っていうのを考えて、勝手にやっているやつ。すげー面白かった。それで、そいつ、困ったやつで、ビザとるのにこんな書類がいるって、毎日のようにメールしてくるんだよ。それで、オレ、何回もエストニア大使館に国際電話して大変だったよ」
(茂木)「お前にそんな実務的なことが出来たんだな〜(笑)最近東京には来ないのか?」
(郡司)「行ったよ、この前、5月1日に。オープン・バイオロジーとか何とかいうやつ」
(茂木)「ところでさ、早稲田の相澤さんが編集している本、どうなったか知ってる?」
(郡司)「ああ、あれ、もうとっくに原稿送っちゃったよ。」
(茂木)「いや、まだ原稿書いていなくて、どうなったのかな、と思って」
(郡司)「(笑)お前、あれ、ずっと前じゃん」
(茂木)「うん。最近、相澤さんとは話した?」
(郡司)「いやあ、この2−3ヶ月話していない。」
(茂木)「そうかあ、会いたいなあ」
(郡司)「研究会でも何でもいいから、呼んでくれればいつでもいくのに。オレは閑だから」
(茂木)「そうかあ。じゃあ、なんかやるかあ」
(郡司)「うん、やろうやろう」
(茂木)「おお、じゃあな」
(郡司)「じゃあなあ」
たった5分くらいの会話だったが、イヤされた。
やっぱり友というものはいいものである。
社会的文脈の中での人間関係はいろいろ気を遣う。
まったく遠慮のない「友」は何ものにも
替えがたい。
池上高志とか、塩谷賢とか、竹内薫とか。
よっしゃ、一つがんばって仕事を続けることに
しよう。
6月 3, 2005 at 06:15 午前 | Permalink
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