「愛国無罪」は本物の愛か
ヨミウリ・ウィークリー
2005年6月5日号
(2005年5月23日発売)
茂木健一郎 脳の中の人生 第54回
「愛国無罪」は本物の愛か
一部引用
基本的に利己的な脳の働きが、例外的に「利他的」になるのが「愛」であると、科学者たちは考えている。進化論の枠組みにおいては、血縁関係にある者どうしの利他主義が研究されてきた。お互いを助けることで、一見自分にとって不利に見える状況の中でも、結果として自分の遺伝子が残る結果になるのである。
(中略)
仲間への「愛」が、他者への反発や攻撃に転化する時、もはやそれは「愛」以外の何ものかに変質してしまっている。愛国心はあくまでも同胞に対する助け合いの精神が本義であって、他者への攻撃性となって現れる時、それはもはや科学的に言えば「愛」ではないのである。
全文は「ヨミウリ・ウィークリー」で。
5月 22, 2005 at 12:01 午後 | Permalink
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