« 闘病 | トップページ | 60 »

2005/05/07

そして人生は続く

おかげで肝臓や胆嚢や胆管については
ずいぶん詳しくなった。

 それと、ふだん聞けないくらいたっぷり
音楽を聴いた。
 病院への行き帰りの車の中で、
CDを聴くからである。

 思わぬ形で塩谷のフォアグラが役に立った。

 私の畏友、「おしら様哲学者」塩谷賢は
脂肪肝で、大学時代の「ご学友」で、現在
東京大学医学部感染症内科にいらっしゃる
四柳宏さんを主治医としている。
 どういうご学友かというと、
合唱団で一緒だったのである。

 塩谷と合唱団仲間、それに私で、
何回も宴席をもったことがあり、
四柳さんとはその時面識がある。

 四柳さんは、肝臓の専門家である。
 そこで、塩谷を通して、今回の母の
病気について意見を伺った。

 さすがに専門家、大変参考になった。
 
 母は、GOTなどの数値も改善し、
大分元気になって来た。
 おそらく、胆石が詰まっていた場所を
外れて、総胆管内で「ぶらぶらしている」
状態だろうということで、
 週明け、その胆石を除去する
手術を検討する、というのが入院している
病院の主治医の方針なのだけれど、
 診断も含めて、ほぼ妥当だろう、と四柳
さん。

 セカンド・オピニオンというのが
これほど心強いものだとは思わなかった。
 統計的に言えば、N=2に過ぎないはずなのだが、
 うるしを二度塗りしたような心強さである。

 いずれにせよ、今週末は経過観察で、山場は
来週ということになったが、
 気が付いてみると、ストップしていた仕事が
大変なことになっている。
 特に、ちくまの増田健史との「男の約束」を果たす
ためには、2日間で120枚の原稿を書かなくては
ならない事態になった。

 母が闘病している間に、私は闘原稿である。
 間に合うかどうか定かではないが、ベストは
尽くさなければならない。
 それに、他の仕事ももちろん沢山あるのだ。

 ということなので、みなさん、しばらく陸沈します。
 探さないでください。

 母の総胆管の中の胆石がどうにかなるまでは、
いずれにせよ心が落ち着かない。

5月 7, 2005 at 04:20 午前 |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: そして人生は続く:

コメント

母様のご回復をお祈りします。

茂木先生も身体にお気をつけて
健康で、日々をご活躍ください。

「脳と創造性」 とても興味深く、
考えさせられながら拝読してお
ります。

投稿: ston | 2005/05/07 19:15:53

コメントを書く