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2005/05/29

巨大タンカーの船長ほどにも

朝ご飯を食べていなかったので、
空港でトンコツラーメンと
めんたいこご飯を食べ、
 空路東京へ。

 夕刻、久しぶりにぶらぶら歩いて
果物屋さんに言った。
 いつもながら
会話をしながらいろいろ買うのが
楽しみなのである。

 おいしそうなイチゴがあったので、
「これは何ですか?」と聞いたら、
 「やよいひめ」という新品種で、
今年初めて収穫されて市場に出てきた
ばかりなのだと言う。
 JAたのふじ
 JA全農ぐんま
という表示がある。
 ちょっと細身のうつくしい姿である。

 家に帰って、さっそく一粒食べた。
 ほんのりと酸っぱさが底にある
甘いイチゴである。

 果物屋に行く途中、いつもの
ツバキの木をチェックしたら、
アカスジキンカメムシの終齢幼虫の
抜け殻があった。
 もう少しすると、金属光沢の緑色
に輝く成虫が姿を見せるだろう。

 子供の頃、大人の生活を想像して、
ずっと生きるための仕事をし続けるのは
いやだ、
なんだか重苦しい、と思ったものだが、
 実際にそうなってみると、案外
楽しいものである。
 とぎれることなく仕事をし続ける
中でも、
 その中にめんたいこがあり、やよいひめ
があり、アカスジキンカメムシがある。
 それらもみな絶えざる生命作用の結果
この世に生み出されてきたものである。

 そもそも意識から見て「休んでいる」
というのは勘違いなのであって、
 脳の中のプロセスは止まることがない。
 「仕事をしている」という記述の
仕方自体が荒いのであって、
 巨大タンカーの船長ほどにも
私たちの意識は脳内のそして体内の
プロセスを制御してなどいない。

 そんなことを書いていたら、
やよいひめをもう一粒食べたくなった。

5月 29, 2005 at 07:28 午前 |

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