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2005/05/12

Cambridge 入り

食事をしたあとは、爆睡して、
起きたらずっとNicholas Humphreyの
The Mind made flesh. (Oxford University Press)
を読んだ。

 多重人格の章が面白い。事実にもとづいた
記述が続いたあとで、最後に仮説のジャンプがある。
 心脳問題に関する章にも、一つきらめく
アイデアがあった。
 Humphreyはmetacognitionという言葉こそ
使っていないが、まさに意識の本質はmetacognition
である。
 
 空港で車を借り、BBCのRadio 4を聴きながら
M25からM11へ。
 新生児の突然死に関するプログラムにも、
やはり認知的距離(detachment)の偉大な
伝統を感じる。
 Popular Scienceというのは、裾野が広くて
初めて強くなるものなのだろう。
 日本のメディアは良くも悪くも情緒的
である。

 二年いたのだから、M11から
Cambridgeshireという標識を見て、
そこからTrumpington
Streetへと入っていくとやっぱり懐かしい。
 すぐに同じpostdoc仲間だった
Adar Pelahに電話し、打ち合わせ。
 AdarはYork大学にも職があるが、ケンブリッジ
郊外のGrantchesterに住んでいる。 
 それから、良く行っていたRegent Streetの
インド料理屋へ。
 ホテルに帰ってきて、
柳川透のSociety for Neuroscience
のabstractを書くと、もうグロッキーである。

 Black Adder IIIの再放送をやっていたので
見たが、いつの間にかねむっていて、
こちらの午前3時過ぎという変な時間に起きる。
 ちょっと風邪気味で、睡眠時間をとった
方がいいに決まっているので、
 少し仕事をしてからまた眠ることに
する。

 ホテルの向かいのChemistryの建物
の灯りはまだついていた。

5月 12, 2005 at 12:25 午後 |

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