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2005/04/17

脳から見たヴァカンスの効用

ヨミウリ・ウィークリー
2005年5月1日号
(2005年4月18日発売)
茂木健一郎  脳の中の人生 第50回

脳から見たヴァカンスの効用

一部引用

 フランス人の言う「ヴァカンス」は、何もしないことである。砂浜やプールサイドにずっと寝ころがっている。時間になればワインを飲み、ゆったりと談笑して、ぶらぶらと散歩し、また寝ころがる。日本人にはなかなかまねのできない芸当である。
 ゆったりとヴァカンスをとる効用を知らないわけではない。以前、インドネシア、バリ島のリゾート・クラブに行った時は、本当にのんびりした。フランス人の設計したヴァカンス村には、のんびりした空気が流れていて、さすがの私もせかせか動き回るわけにはいかず、昼からワインを飲み、ぶらぶらしていた。
 そんな時間を、2日、3日と続けているうちに、意外なことが起こった。身体の芯から、熱いものが込み上げてきたのである。社会生活を送る中で、ずっと忘れていた若いころの夢や野心、ひそかに抱いていた希望などを、久しぶりに思い出した。その瑞々しい若さの気配に、自分の中にまだこんなものが眠っていたかと、本当にびっくりした。そして、ああこれがヴァカンスの効用か、と思った。


全文は「ヨミウリ・ウィークリー」で。

http://info.yomiuri.co.jp/mag/yw/

4月 17, 2005 at 01:57 午後 |

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