« 美術解剖学(I) | トップページ | 第18回関西蔵前講演会 »

2005/04/15

難しい方を選択する人生

聖心のキャンパスを歩いたのは
初めてだったが、綺麗なところだった。

授業開始前に、
記憶の研究をされている高橋雅延先生
とお話する。
高橋先生のご専門は、とりわけ、
false memoryの問題で、
これには私も大変興味を持っているので、
いろいろお伺いする。

脳科学における記憶研究は、
そのencodingにおいてもretrievalに
おいても、いささかmechanisticな
ところがあるので、
臨床心理的な視点を導入した
研究が必要なことは明らかである。

来る途中に見た美しい日本家屋は、
昭和天皇の皇后がお住まいになって
いたところで、そこからお嫁入り
されたのだという。

広尾駅近くのChez Mortierで、
Popular Science編集部の
勝亦美栄編集長、廣川淳哉さん、佐藤浩志
さんと会食。
佐藤さんはソフトバンク・パブリッシングから
最近移籍された。
IT関係のベンチャーの現況をうかがったが、
大変興味深かった。

コンセプト・ワーク(絵を描くこと)が
大切である。

上野駅で筑摩書房の増田健史と待ち合わせ、
東京芸術大学に歩きながら打ち合わせする。

芸大の授業も始まった。
何だかうれしい。
配置(configuration)の問題を議論。
植田も、蓮沼も、藤本も、杉原も、ゆうなちゃんも、
名取くんもみんないた。
新しい人たちもいた。
布施英利さんも教授会が終わった頃にいらした。

布施さんが引用されていた養老孟司先生の一言。
「人生の分岐点で、先が見える選択肢と、
どうなるか判らない選択肢の二つがあったら、
不確実な方を選びなさい」
布施さんを通して養老さんが降臨された
ところで第一回の授業は終わり。

難しい方を選択する人生を続けたいと思う。

4月 15, 2005 at 03:38 午前 |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 難しい方を選択する人生:

» 「難しい方を選択する人生」に必要なもの トラックバック ある都市遊民の肖像 vol. 2
「難しい方を選択する人生」。よく聞く話で自分もそうだなと思うのだが、少し考えてみると、わかるようでわからない。布施さんが引用されていた養老孟司先生の一言。「人生の分岐点で、先が見える選択肢と、どうなるか判らない選択肢の二つがあったら、不確実な方を選びなさい」布施さんを通して養老さんが降臨されたところで第一回の授業は終わり。難しい方を選択する人生を続けたいと思う。たとえば就職活動期の学生はどうなのだろう。彼の前には就職するという選択肢と、就職しないという選択肢がある。一方には先が見える(ように思える)... [続きを読む]

受信: 2005/04/17 15:13:42

コメント

コメントを書く