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2005/04/20

骨太のセレンディピティ

 夜、
 「ヨミウリ・ウィークリー」編集部の
ご招待で、東京ドームに巨人×阪神戦を
見に行った。
 二居隆司さん、ありがとうございました。

 巨人が5−8で負けた。
 途中まで0−8の一方的な展開だったが、
8回の裏に5点が入って、なんとかゲームになった。


 心に残ったプレーは、8回裏の1アウト満塁
での清原の内野フライである。
 テレビの野球ニュースの映像では判らなかったが、
あの打球はドームの天井に当たった。
 跳ね返って落ちてきたのを内野手がとった。
 その打球の軌跡に、
清原という凡打しても魅力的な選手の本質を見た。

 その他、いろいろ思ったことがあるが、
せっかくだから「ヨミウリ・ウィークリー」連載
で書こうと思う。
 
 昼には、『視点・論点』の収録が
あった。
 解説委員室にうかがうと、舘野茂樹さんと、
室山哲也さんがいらして、
 しばらくお話しすることができた。

 創造性とコミュニケーションは、コンピュータ
にはできない。
 創造性は、自分と異質の他者と
わたりあうことで育まれるのであって、
 そのことを、学校教育の現場や、
社会生活において忘れてはいけない。
 この点を伝えたかった。

 やはり、みな、近隣諸国とのことが
気になるのだろう。
 たとえ、隣人に違和感を抱いたとしても、
彼らとのいきかいを創造性のきっかけにしたい。

 自分と異質なもの、やっかいなもの、
そのようなものこそを鏡としたい。
 共感や一体感も重要だが、
違和感や反発も同じくらい重要だ。
 世の中にはいろいろな人がいるが、
そのいろいろな人はきっと意味があって、
この世界に、
 そして自分の前に現れた、と考えることが
骨太のセレンディピティであろう。
 
 部屋の中に置いてある植木の山桜の
花も散ってしまった。
 一年のうちでいちばん良い季節である。
 沖縄言葉で言えば、「うりずん」だ。
 しかし、酷寒も猛暑も、
何時でも今が一番良い季節だと
思うことこそが本当なのだろう。

4月 20, 2005 at 06:57 午前 |

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