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2005/03/24

一徹のVサイン

私の「一番弟子」の田谷文彦クンは、
昨日、そして今日と通過儀礼。

 昨日の試練はくぐりぬけて、
4月からの田谷くんのライフスタイルも見えて
きた。
 めでたし、めでたしである。
 今日の試練も、何とか
くぐり抜けて欲しい。
 
 自分で出来ることだったら
ともかく、
 他人が何かをするのを見ているのは
はらはらするものである。
 うまくやってくれよ、
と思いつつ、
 手を出すことができない。
 そのはらはらドキドキを味わうのが、
サッカー観戦や野球観戦なのかもしれない。

 最近、ケーブルテレビで時々『巨人の星』を
流しているが、
 あの「星一徹」の気持というのは、
かなり普遍的なものなのかもしれない。
 時々ちゃぶ台をひっくり返しつつも、
心の奥底では、「飛雄馬よ、うまくやってくれよ」
と祈るようなキモチなのである。
 その星一徹のキモチが判るようになった
ということは、
 私もそれなりに年を経てきたということ
なのだろう。

 昨日、関根崇泰と議論しながら、
星一徹のキモチになった。
 せっかく面白い現象を見つけていながら、
スピード感が足りない、
 もどかしい。
 ラーメン屋行脚をしている場合じゃない!
 地球はものすごいスピードで太陽の
まわりを回っているのだ!
 ええぃ、じれったいなあ。
 研究室の花見の幹事もお願いしたいけど、
こっちの方のスピードアップも一つよろしくね、
 面倒だ、オレが書いちゃう・・・
と手を出したくなるところをぐっとこらえて
我慢するのが、
 星一徹の役割なのである。

 飛雄馬が、甲子園に旅立っていく時、
ホームから密かに見送る星一徹が、
いきなり「Vサイン」をする名場面が
あるが、あれだよ、あれ。
 大きくプリントアウトして、研究室の壁に貼って
置こうかしら。

 一徹は、君たちにVサインを出しつつ、見守って
いるのですよ。
 判りましたか、D3の柳川透くん、小俣圭くん!

 もちろん、私には、飛雄馬としてやらなくては
ならないことも沢山ある。
 ふふふ、この一徹、まだまだ老け込む年では
ありませんわい。
 見てろよ!
  
 それにしても、
 「巨人の星」は熱くて、いいマンガである。
 あの、行き詰まって悩んでブレイクスルー
する、というのがいいね。
 関根くんも、たまには見て、根性を
つけましょう。

 最初の放送当時、小学校低学年だった私は
午後7時からの放送が見たくてたまらなかったが、
父親が「NHKの7時のニュース」を見るという
方針だったので、
 父がいる時は見れなくて、
「先週アームストロング・オズマに
消える魔球を投げた、あの後一体どうなったんだ!」
と気になって仕方がなかったことを、
懐かしく思い出す。

3月 24, 2005 at 06:23 午前 |

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コメント

「 もちろん、私には、飛雄馬としてやらなくてはならないことも沢山ある。
 ふふふ、この一徹、まだまだ老け込む年では
ありませんわい。 見てろよ!」

ずっと見守っています。まるで飛雄馬の姉さんのごとく。
本当に今以上のご活躍を期待しています。
がんばってください。

投稿: tatar | 2005/03/24 9:08:28

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