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2005/03/10

団まりなさんを訪ねて

生物学者の団まりなさんを、千葉県館山市の
ご自宅に訪ねる。

桑原茂一さん、吉村栄一さん、それに
dictionary編集の中橋由貴さんと一緒である。

団さんが、大阪市立大学を退職された後、
館山の里山に住むのを楽しみにしている
ということは、養老孟司さんの「養老シンポジウム」
http://www.qualia-manifesto.com/yoro.html)の際に
伺っていた。

団さんの近著「性のお話をしましょう」(哲学書房)
の「あとがき」には、

哲学書房の中野幹隆さんが、田んぼを見下ろす私の
家を尋ねて、房総半島の先端の館山まで来て下さった
のは二〇〇一年七月のことでした。

とある。その通り、里山の中にある団さんの
お宅は、素晴らしい環境に包まれていた。


団さんのお宅の玄関から、前の水田を見下ろして

団さんのパートナーである惣川徹さんが、パスタを
二種類ご馳走して下さった。

団さんと、様々なことについて議論する。
女性研究者の問題や、性の問題、細胞生物学の
問題など。
時間はあっという間に過ぎ、帰りの電車の時間が
近づいてきた。

迎えのタクシーが来るまで、しばらく近くを
散策する。見れば見るほどほれぼれとするような
美しい里山である。
館山近郊でも、ここまで整って残されているのは
ここだけになってしまったという。
谷津をぐるりと囲む木々の作るシルエットを見ている
だけでも飽きない。
梅の花が咲いているので、ウグイスは来ますか、
と聞くと、来ます、リスも、タヌキも、イタチも、
トンビも来ます、ということ。

いろいろなものがやって来る家の前の畑
で出来た大根を団さんはその場で収穫して、
お土産に下さった。

団まりなさん、ありがとうございました。

東京駅に着いた時は、日はとっぷりと暮れていて、
京葉線の改札から大根を抱えて出た私たちは、
まるで絵に描いたようなお上りさんで、
迷っているうちにFour Seasons Hotelの
正面玄関に出てしまい、
コンシェルジュに丁重に「お出口はあちらです」
と送り出された。

私はともかく、ダンディーな桑原さんまで
大根の人になってしまった。
大根の人のまま、桑原さんオススメの
八重洲口の南インド料理
ダバ・インディアで、クレープ料理「ドーサ」や、
マトンチリカレーを食した。

店内を見渡すと、インド人比率が高かった。
きっと、真正なる味を供しているに違いない。

3月 10, 2005 at 07:46 午前 |

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