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2005/02/17

Wangari Maathai

 たまたま、珍しく午後7時30分に
家にいて仕事をしていた。
 『クローズアップ現代』で、
植林運動で2004年度のノーベル平和賞
を受賞したWangari Maathaiさん
のインタビューをやっていた。

 立派な人だなあ、と思いながら聞いていて、
はっと気が付いた。
 今の日本において、大の大人が興奮して
口から泡吹いてマジメに議論していることの
殆どは、世界の大勢から見たらどうでもいいこと
に違いない。

 いつから、日本はこんなに内向きな国に
なったのだろう。
 たとえが非常に悪くて恐縮だが、
家に閉じこもって外に出ない主婦(夫)が、
次第に外の世界を見なくなり、家庭内の他人様から
見たらどうでもいい細かいことばかり
気にするようになって、次第に神経症っぽく
なっていくようなダイナミクスを今の日本は
たどっているのではないか。

 それはともかく、Wangari Maathaiさんの
考えていることはぱーんと大きく、
こういう人の笑顔を見ながら本当に意味のあることを
考える時間が増えれば、日本も少しはマシな
国になっていくのではないか。

 夕食は、すき焼きにした。
 ビールは飲まなかった。
人に会って飲むのも好きだが、
 しらふでいるアタマの状態も好きだ。
ビールなしでいかにすき焼きを食べるか、
という大命題(他人様から見たらどうでも
いい問題の典型である)も、緑茶を入れて
軽々とクリアしてしまう。

 ところが、夕食後食べたロッテ、ラミー
チョコレートのパッケージをふと見ると、
アルコール度数3.7%と書いてある。
 しらふでいるのは難しいものである。

 まあここは一つ、大きなことを考えましょう。
 
有田芳生さんの日記
に、2月14日に丸山健二さんの写真展を
見に行ったとある。
 丸山さん、クミチョーという呼称が次第に
定着していく気配アリ。

 有田さんはここのところテレサ・テンの本
のお仕事に取り組まれている。
 Wangari Maathaiさんやテレサ・テンのような、
巨きな姿をした人物をいかに
出していけるかが、これからの日本の命題ではなかろうか。
 せっかくの生きるエネルギーを内輪のもめ事
に向けているのは実にもったいないことである。

2月 17, 2005 at 05:52 午前 |

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コメント

 2年前にテレサ・テンのCD全10巻を購入し、現在もBGMとして丸山健二の諸作品を読みながら聴いています。ときたま、敬愛するクリフ・リチャードの歌と共に。テレサ・テンの全集の中に、織田哲郎とZARDが作曲・作詞した「あなたと共に生きてゆく」の歌があり、私はこれが一番好きです。
 織田哲郎といえば、映画『ニライカナイからの手紙』の主題歌をプロデュースし、新人の永山尚太が「太陽ぬ花」(ていだぬはな)を歌っています。癒し系で、まさしく丸山健二の『荒野の庭』に匹敵します。この映画と主題歌は、沖縄から先行発信であります。
 『夏の流れ 丸山健二初期作品集』、組長の作品と舎弟の解説等を一気に読み終えました。子分、まさにジェームズ・ジョイス、当たっています。親分の再評価なしには、現在日本文学の隆盛はありません。芥川賞当時の賞評で、瀧井孝作・三島由紀夫の両氏が推奨し誉め、篠田一士氏がヘミングウェイを自家薬篭中した、秋山駿氏がスタイル(文体)が走りすぎると言わしめたほどに、デビュー当時から冴え際立っていました。このときの直木賞は、五木寛之で双方最初で最後の顔見世でありましたが、どちらも現在創作活動が旺盛です。
 あなた様におかれましては、丸山氏の世界文学作家への足掛かりとして、発信(翻訳等)の努力をお願いしたいものです。それが組長の舎弟としての勤めではないでしょうか。嫌ならば、自然に隠れなさい。冗談はさておき、そういったことを私は真剣に考えています。現代日本文学を衰退させないために。

投稿: 水無月 | 2005/02/17 11:25:34

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