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2005/01/17

腹のこと

風邪のせいなのかどうか、胃腸がどんよりと
重く、
 一日中じっとしていた。
 どうやら世間でもそのような人が多いらしいが、
どうにも気合いが入らない。

 意識の中心は間違いなく脳だが、
腹に中心がある自分も間違いなくある。 
 腹の調子が悪いと、そちらの自分が調子悪くなる。

 食欲もなく、一日でまともに食べたのが、
カレーライス半杯。
 あとはバナナやヨーグルトなど。
 ソファに寝転がって、
 ベルグソンを読んで、
それから、
 吉本隆明の『夏目漱石を読む』を読んだ。

 吉本さんの本をここのところ続けて
読んでいるが、信用できる人だなあ、と思う。
 いくら知が立ったって、信用できないやつはいる。
 脳と腹の関係に似ていないこともない。
 
 寝ているとき、ふと、現実と仮想のからみつき
方が変容する気配がすることがある。
 現実に比べて仮想の比重が増して行くから
だろう。
 時々想像してみることがあるが、
プラスティックの生命維持装置に入れられて
宇宙空間の中を漂流するハメになったら、
 圧倒的に仮想の比重が支配的になるだろう。

 ジョン・C・リリーの感覚遮断装置は、
まさにそのようなものであった。
 
 仮想が大切だ、といっても、現実との
バランスがあってこそで、
 経験主義科学や
リアリティといったいうことは、
腹のようなものなのだろう。
 早く腹を治したい。 

1月 17, 2005 at 08:43 午前 |

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コメント

おなかの調子が悪い時は、漢方の桂枝加芍薬湯(ケイシカシャクヤクトウ)がおすすめです。

投稿: wenhui | 2005/01/17 22:08:22

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