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2004/12/05

イノシシ温泉

東京駅に着く頃、
ケイタイが震えた。
 チケットなどを全て持っている増田健史さんが
寝坊してぎりぎりになるというのである。

 東海道線のホームでビールを買って
待っていると、
 増田健史が走ってきた。
 発車1分前。ぎりぎりである。

 早朝の入稿で、ほぼ徹夜明けの大場旦は、
うつらうつら始めた。
 シューマイを食べながらビールを飲んでいると、
横浜あたりで満席になった。

 修善寺に前回来たのは大学院生の時だった。
 だから、十数年ぶりである。

 前回はどこかの安宿に泊まったのだと思うが、
その時に羨望の目で眺めた新井旅館を増田健史
が予約していた。

 荷物を置き、あたりを散策する。
 射的場で、力士と、青い花柄ブタ、カエルの置物を
落とした。

 天平スタイルの風呂に入り、湯上がりのビールを飲む。
 そのあたりから、本格的に議論が始まった。
 夕食を終え、「カラオケスナック」に行くが、
カラオケは一曲もやらずに、柄谷行人がどうの、
マルサスが、マルクスが、ダーウィンが
どうのと議論をしている。

 親切にいろいろ赤ワインやビールを持って
きて下さったおねえさんは、一体
どんな客だろう、と不思議に思ったでしょうね、
と出た後で増田健史が言う。
 なるほど。そんなメタ認知は立ち上がらなかった。
 
 1時くらいまで議論して、寝た。
 風が大分強くて、何回も目が覚めた。
 高浜虚子も泊まったという部屋の周囲で、
いろいろな音がする。

 あやめ風呂に入って朝日を見ていると、
大きな鯉が泳いできた。

 タイマーで撮影した写真を見ると、
自分だけ赤い顔をしている。
 このあたりには、イノシシが出るらしい。
 

(左から)
大場旦、茂木健一郎、増田健史

12月 5, 2004 at 11:35 午前 |

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