« アンケートおじさん | トップページ | 宝くじに当たらない人だって »

2004/12/25

藤和彦さん 

脳科学で解く「絶叫」「独断」の小泉政治
(月刊「中央公論」2005年1月号 (p.202〜210))
を読んで、
内閣官房 内閣情報調査室の
藤和彦さん
が一度議論しましょうと連絡を下さった。

 新橋の第一ホテルでお会いする。

 藤さんは、多くの著作がある論客だけあって、
大変面白かった。

 議論の中心は、いかに次の日本のナショナル・
アイデンティティを確立するか、という
点にあった。

 もちろん、ここでの「日本」というのは、
単一民族とかそういうレベルの話をしているの
ではない。
 いろんな人がいることは判っているし、
あくまでもゆるいくくりとしての「日本」
という存在をどう考えていくかということである。

 財政が苦しくなり、高度成長が望めず、
高齢化が進み、中国が台頭する中、日本は
soul searching(魂の探求)の時をむかえている
ように思う。
 私の一つの仮説は
「クオリア立国」だが、
 いろんな考え方を出していく必要があるの
ではないか。

 藤さんは、日本の場合、批判というのは
多くの場合プラグマティズムというより
ルサンチマンから出ている、と言われていたが、
同感である。
 ルサンチマンほどやっかいなものはない。
 
 私は思想においてはプラトニストだが、政治というものは
徹頭徹尾リアルズム、プラグマティズムでなければ
ならないと思う。

12月 25, 2004 at 09:34 午前 |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 藤和彦さん :

コメント

コメントを書く