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2004/11/17

戦争に対する科学的態度

今時、ルールに則った「公正な」
戦争があるなどと信じているのは、
馬鹿かカマトトか、確信犯の詐欺師
だけだ。

 アメリカ軍が「公正に」戦争を
やっているといくら言ったところで、
東京大空襲と原爆を経た我々が
そんな虚言を信じるものか。

 もっとも、
 今はたまたまアメリカが悪者を
演じているが、
 同じことは、aggressionを遂行
するのに十分な武装をした者には
誰にでも起こりうることだろう。
 
 戦争に対する科学的態度とは、
問題の本質は悪意にあるのではなくて、
ある特定の状況にあると見抜くことだ。
 そして、そのような状況は
可能な限り避けるということである。

 詐欺師たちにだまされて、
公正でクリーンな戦争が可能であるという
非科学的迷信に陥ってはならない。

Military investigates shooting of wounded insurgent

11月 17, 2004 at 07:41 午前 |

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コメント

起こった戦争自体に対する科学的態度、すなわち戦争のマクロな部分(外交)と、ミクロの(殺人)の部分を統一的に解釈する科学的な態度はどんなものになるのかといつもおもいます。

投稿: y.o | 2004/11/18 17:51:09

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