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2004/10/12

目覚め

 園芸店に行って、デンマークカクタスを買って
きた。
 とは言っても、それを目指して行ったのでは
ない。
 棚の上に並べてあったので、そういうものが
あることを知ったのである。

 ピンクの花をちらちらと見やりつつ、
 長いペナントレースで一位になったチームが
下位チームに負けるプレーオフというのはやはり
腑に落ちないなと思いながらビールを飲んでいた。

 妙な夢を見た。塩谷賢と久しぶりに
話し込んでいた。
 ホテルのバーである。

 何かをやっていて、大変調子がよい時がある。
何かにとりつかれたように、あっという間に仕事が
終わることがある。
 しかし、そんな時は「私」が失われている。
 
 むしろ、「私」が感じられるのは、うまく行かない
時、失敗した時ではないか。
 このことを哲学的にどう思うか。
 そんな話をしていたら、
 塩谷が突然止まって、うーんとこけた。

 真っ白な顔をして倒れている。

 これは救急車を呼ばないと大変だと思って、
ホテルのフロントを呼んでくれと頼むが、バーの
カウンターの中の人間は取り合ってくれない。

 ふざけやがって、と怒りながら、携帯電話
で一生懸命119番にかけようととするが、うまく
番号が押せないところで目が覚めた。
  
 時計を見ると、午前4時で、ちょっと生々
しかったので、テレビをつけると杉崎美香という
アナウンサーがニュースをやっていた。
 そのまま、4時30分まで杉崎美香を見た。
 地震じゃないんだから、ニュースでやっている
はずがないが、
 動揺している時は精神が普段と違うことを
求めるらしい。

 精神感応とか予知夢とかそんなことは本気では
信じていないからこんなことが書けるけれども、
もし塩谷が同じ時刻に倒れていたりしたら
私の世界観も変わるだろう。

 夢というのは必ず伏線があるもので、前夜、
ちょうど自己(セルフ)の成り立ちについて考えて
いた。
 また、私を怒らせたホテルのスタッフは、どうも
西武系(プリンス系)らしい。
 そのように前夜の現実の体験と脈絡が付くの
だけれど、
 塩谷の横になった姿だけが唐突だった。

 まあ、それだけ、無意識のうちに親友のことを
気にかけているということだろうか。
 近々、一緒に酒でも飲むことにしよう。

10月 12, 2004 at 05:28 午前 |

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