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2010年1月12日 (火)

真実の瞬間

ゲストとの対話が深まってくると、何とも言えない世界へと入り込んでいくことがあった。まさに「ゾーン」というべきか。テレビ番組の収録をしているという感覚すらなくなる。ただ、私と住吉美紀さん、そしてゲストの方が、画面の中で向き合って、言葉を交わす。下手をすれば、「私」と「他者」という関係性さえもが見えなくなる。ただ、すべてが渾然一体となって、溶け合う。
 魂と魂そのものが触れあうような「真実の瞬間」。そんな不思議な感触に心がふるえたことが、何度もあった。
 ゲストとしていらして下さった羽生善治さんが、将棋の世界に入り込んでいった時に、「将棋の神さまのすぐ近くまでいけるような気がする」というようなことをおっしゃったことがあった。もし、「対話の神さま」というものがいらっしゃるとすると、そのすぐ近くまで行ったような瞬間が、私と住吉美紀さんにはあったのである。

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コメント

茂木健一郎さま おはようございますm(_ _)m。朝の曇りのお天気は、どこか秋の淋しさを感じてしまいます。でも、こころにはなぜか落ち着きを感じるのは何故なのでしょうか?..いつも研ぎ澄まさた感性をおもちの先生に、私は心に激しくした響く音に戸惑いを感じてしまいます。今日も寒い一日になります、お風邪を召されませんように、ホットカイロを2つは余分にお持ちください。ほんとうはコートをお好きになるのが一番なのですが...

投稿: とう華 | 2010年1月12日 (火) 09時02分

まぁ~~~~  素晴らしい!
洗礼を受けるって言葉ご存じですよね、もちろん

私、受洗の日、、礼拝堂の吹き抜けの高窓から朝の陽射しが幾筋かの光線になって、水盤の上に降り注いでいたのを思い出しました、

いくつかの牧師の言葉に促され、誓いの言葉に返答をし
牧師の掬った聖水が掌から指を伝って、髪の毛を濡らし
首筋から背と胸元にするすると流れおちていった時の
言葉で表現できないような、
あの朝の真実の瞬間を思い出しました

茂木先生と住吉さんの真実の瞬間の共有体験は、
現実の人間関係の交わりにおける究極の美にも近いものと感じます、うっとりしてしまう絵画のシーンのようです

素晴らしい! 本当に素晴らしい時を過ごされていたのですね・・・  視聴者としては、感動が限度で、そこまで心をいれ込むことはできないのです・・ 

こういう羨望にも似た感覚を体験なさった事実をを、現実の話として伺うと、やはり、メディアの対応する現象や、テレビやラジオにはない、現実の交わりの重要性、現実の中に真実が確かなものとして潜んでいるのだな~って受け入れることができそうです、 薬物の作用にも似た、ある種の覚醒の存在とは、明らかに違っている、
だから情報をキャッチした私にも、真実の瞬間の疑似体験を、わずかでも、感じることができるのでしょうね

脳の中の不思議を研究しないではおかない何かを、含んでいるのでしょうね・・

人の真相には、認識の有無にかかわらず、真実の瞬間の共有を人間関係の究極の理想として求め続ける、潔癖さがひそかに内在しているのではないでしょうか・・

長い歴史の流れに、芸術の世界がとどまることなく私達の周囲に、溢れだしてくるのは、人間の本質に真実の瞬間への憧れが、有る意味での欲望の様に存在しているのかもしれませんね

クオリアの世界の出来事が、音楽の様に、心に残響しています

               reiko.G
             

投稿: R.グランマ | 2010年1月12日 (火) 10時59分

茂木さんのファンです!!

投稿: みさき | 2010年1月12日 (火) 13時12分

こんばんは 茂木サン 。「対話の神様」ですね。きっと魂までも 分かり合えるような会話が 出来た時に そばにいらっしゃるのかもしれませんね。
茂木サンも すみきちサンも たくさんの出演者の皆様と お話出来るのは素敵な出会いと 経験ですね。

「一期一会」・・人生の糧になるように、 していきたい。

投稿: サラリン | 2010年1月12日 (火) 20時17分

収録であることを忘れ、ゲストの方の魂と、キャスターの茂木さんと住吉さんの魂とが溶け合う瞬間があるんですね。

他者と自分とが真剣に話し合っている、そのときに互いの魂同士が不思議に溶け合ってひとつになる瞬間、
それはまさに互いの魂が、宇宙のリズムに溶け合うようなものなのかもしれない。

そんな瞬間を皆さんが体験されているからこそ、この番組はとても深くて、毎回心に残る。

投稿: 銀鏡反応 | 2010年1月12日 (火) 20時27分

はじめまして。
今回のどんな苦境でも立ち向かって行く不屈の研究者のお話を見て大いに感銘を受けました。
私は今年、高校三年生で受験学年になります。
また、一年生の頃からひたすら目標に向かって精進してきました。
ですが、去年の暮れに身内の不幸をきっかけに自分のやってきたことが本当に正しいことなのか?
また、本当にそれは自分のやりたいことで、現実的なものなのかを考えていました。
しかし、この回で「あきらめなければ道は開ける」「実現可能かを考えていたら新しいことなんか出来ない」と言った言葉に励まされました。
一歩一歩自分に出来る積み重ねること。
例え遠回りであっても諦めずに努力すること。
その大切さを改めて認識出来たと思います。
また、次の回も楽しみにしています。

投稿: 大庭葉三 | 2010年1月13日 (水) 00時48分

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