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2009年1月27日 (火)

村松謙一さん

村松謙一さんがいらした時の
スタジオは、その温かい感覚で
今でも鮮明に覚えている。

お話をうかがう中で知った、村松
さんの愛する娘さんへの思い。

人を人として、手段ではなく
目的として受け止める。
そのことの大切さを、村松さんに
教えていただいたように思う。

経済状況が悪くなって、多くの
人々が苦しい思いをする中で、
村松さんの回が再放送されるという
ことにはとても意義があると
思う。

経済原理は、社会の動きを支える
大切なものだが、それ自体が目的
ではない。

あくまでも、人が人として幸せに
なることが重要なはずなのに、「お金」
は往々にして魔力を放ち、独自の論理で動き、
時には生活や命さえ破壊する。

「それはおかしい」という当然の
直覚を、村松さんは法律の鋭利な論理で
裏付ける。

その姿は、今日の社会の中で将来に
不安を感じている多くの人を勇気づける
のではないか。

今夜の再放送が私個人としても楽しみである。

一度、仕事先で村松さんに偶然お目にかかった
ことがある。

待ち合わせの喫茶店に、村松さんは他の
仕事で先にいらしていた。

人間というものは、予想しない「不意打ち」
の瞬間、本質が現れる。

村松さんは、最初から小春日和の
温州みかんのようにあたたかく、
やわらかな印象が変わらなかった。

苦しい人たちを支えるためには、
自分自身が強くなければならない。

やさしさは、しばしば、強さのもっとも
明確なしるしである。

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