人を喜ばせるためには
映画監督の堤幸彦さんがゲストで
いらっしゃる。
『金田一少年の事件簿』『トリック』
『ケイゾク』などのヒット作品を
監督し、独特の映像表現から
「革命児」と呼ばれる堤さん。
そんな堤さんの原点には、
ロックンロールへの
強いあこがれがあった。
自分の中に、今でも一人の「反逆児」
がいるのだと堤さんは言う。
しかし、「反逆」の仕方は、時代と
ともに変わる。
現代の風潮の中で、いかに
ロックンロール・スピリットを貫くか。
自分のことを「映像の定食屋」と
称し、お客さんによろこんでもらえるような
映画をつくることに全力を尽くす堤さん
の心の奥底には、貫かれる芯があった。
アシスタント・ディレクター時代、
堤さんは不器用で、先輩たちから
「電信柱」と呼ばれた。
ディレクターに昇進して担当した
番組が、演歌などを素人が歌う
カラオケ番組。
「オレはロックのような格好いい
音楽がやりたいのに」と、堤さんの
中には深い挫折感と屈辱の気持ちがあった。
半年ほど経った頃、現場ではっと気づいた。
会場に来ているお年寄りは、心から
番組を楽しんでいる。
何時間も前から並んで順番をとり、
弾けるような笑顔でステージを見つめている。
「もともと、喜んでいる観客の顔を
見ると、感動してしまうんですよね」
「『ビートルズがやってくる ヤア!ヤア!ヤア!』
(原題 A hard day's night)でも、
ビートルズの姿を見てキャーと叫び、
失神してしまう女の子たちの姿を
見ると、いつも泣いてしまうんですよ。」
と堤さん。
ビートルズと演歌は、音楽のあり方こそ
違うけれども、
観客が心から喜んでいるという点では
同じである。
「人を喜ばせる」という表現者としての
原点を堤さんがつかんだ瞬間だった。
生きていく中で蓄積してきた
様々な思いが、シンプルな
原理に着地する時、
人間は人生の大切な拠り所となる
原理を手の内に収めることが
できる。
「人を喜ばせるためには、
まず、自分が喜べるようなことを
しなければならない。」
そう言い切る堤さんの顔に、
表現者としての覚悟を見た。
堤幸彦さんが出演される
『プロフェッショナル 仕事の流儀』
は2008年5月13日放送予定。

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コメント
人を喜ばせる為にはまず自分が喜べるようなことをしなくてはならない…。
肝心なのは、その「自分が喜べるようなこと」が「自分一人だけが喜べる独り善がりなこと」に終わるのか、それとも「人も自分も喜べるようなこと」に着地していくのか、ということなのに違いない。
投稿: 銀鏡反応 | 2008年4月19日 (土) 05時54分
初めまして。
堤さんが番組に出演されると御本人のblogを見て知りました。
放送めっちゃ楽しみにしております。o(^-^)o
堤さん大好きです。手掛ける作品もすべて☆
また機会がありましたら、堤さんをゲストにお願いします(^∇^)/
投稿: かおりん | 2008年4月27日 (日) 03時44分
はじめまして。
オンエア、かなり楽しみです!
・・・
何を隠そう…茂木さん、堤さん両方のファンだったりするので
もぉ~壊れ気味なテンションで楽しみです。
うひょひょひょひょーーーん
ついでにリクエストしちゃうと、
石井竜也さんとか筒井康隆さんが出演ってなったら
嬉しさのあまり、昇天しそー。
あぁ~贅沢言ってスミマセン><
5/13待ち遠しいです。
投稿: nyami | 2008年5月 9日 (金) 12時51分